【現場から人事へ_リアルな経験を武器に、施工管理の魅力を伝えます!】採用担当 茂原 寿々さん

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【現場から人事へ_リアルな経験を武器に、施工管理の魅力を伝えます!】採用担当 茂原 寿々さん
  • 「施工管理ってどんな仕事だろう」
  • 「女性でも活躍できる環境があるのかな」
  • 「現場経験を持った人事社員とも話してみたい!」
  • 「実際に施工管理として働いた人の声を聞いてみたい」

就活中にメッセージが届いたけれど、株式会社ファーストコンテックの情報が手元になくどんな会社なのか知りたいと思っているあなたへ。

今回は、そんな疑問をお持ちの方にぜひ読んでいただきたいインタビュー記事です。

インタビューでお話くださったのは、2024年に新卒で入社し、1年間施工管理として現場を経験したのち、今年4月から人事部に異動となった茂原さんです。

実は彼女、入社前の内定者時代にも一度インタビューに登場してくれています。

学生時代のエピソードや、ファーストコンテックへの入社を決めた理由などをお話しいただいています。
あわせて読んでいただくと、より彼女の人柄や想いが伝わるかもしれません。

 
▼学生時代の活動や入社理由について話してくれたインタビューはこちら▼

【2024年入社】茂原寿々さん 私が入社を決めた理由【内定者当時】


 
今回はそんな茂原さんに、
・1年間の施工管理業務を振り返って感じたこと
・異動を経てこれから人事としてどんな想いで働いていくのか
などをインタビューしました!
 
現場でのリアルな経験を持つ彼女だからこそ語れる、仕事のやりがいや乗り越えてきた壁、そしてこれから採用担当として届けていきたいメッセージをお聞きしております。

ぜひ最後までご覧くださいませ。

なお、この記事を最後まで読んで頂くことで手に入れられる情報は以下のとおりです。

せっかくのタイミングなので、ぜひ最後まで読みすすめてください。

施工管理としての1年間を振り返って

 

最初に感じた壁と、乗り越えるための工夫

施工管理として現場に出たばかりの頃、まず戸惑ったのは「誰に何を聞けばいいのか分からない」ということでした。

現場は規模が大きくなるほど関わる人の数も増え、それぞれ役割も立場も異なります。

職人さん、協力会社の方、上司や先輩、、、。

皆さんにとっては私は「新しく入った人」ですが、こちら側としてはどこまで聞いて良いのか、そもそも誰に聞くべきかも分からず、悩むことが多かったです。
 
また、まだ何も出来ない状態だったこともあり、正直に打ち明けると最初は手持ち無沙汰な時間が多く、現場の中で自分の居場所を見つけることに苦労しました。

現場の皆さんも忙しい中で対応してくださるので、こちらが質問しても「今はちょっと…あとでね」と後回しになることもしばしばあります。

もちろん、それが悪いというわけではありません。

ですが、私としては「このままでは成長できないかもしれない」という漠然とした不安を感じました。
 
そんな状況を少しずつ変えていくために、私が意識していたのは「とにかく先輩について回ること」です。

施工管理の先輩を見つけては、「一緒に回ってもいいですか?」と声をかけ、とにかく現場の動きを”肌で感じる”ことから始めました。

はじめは見ることだけで精一杯でしたが、次第に現場の動線や作業の流れが少しずつ分かるようになりました。

そうして、一人で現場を歩けるようになって来てからは近くで作業している職人さんにも積極的に声をかけるようになりました。
 
たとえば、

・「今はどんな作業をされているんですか?」
・「この作業はどのくらい時間がかかるんですか?」
・「今日中に終わらせる工程って、ここまでですか?」

など、少しずつですが現場のことを”自分の言葉で理解しよう”と心がけていました。
 
正直、職人さんの中には無口な方もいらっしゃいますし、年齢層も幅広いです。

現場では大きな音が飛び交うこともあるので、挨拶をしても気づいてもらえず、スルーされたように感じて落ち込むこともありました。(笑)

それでも「自分から動かないとなにも始まらない」と決め手からは、勇気を出して毎日声をかけるようになりました。
 
現場では全員がヘルメットを被っており、その正面に名前が書かれています。

私はその名前をしっかり覚えて、顔と名前を一致させながら、毎朝しっかり挨拶をすることを大切にしていました。

そういった積み重ねが職人さんとの信頼関係にもつながっていたように思います。

だんだんと気さくに話しかけてくださる方が増え、仕事の進め方もスムーズになってきました!

やりがいを感じた瞬間と、成長を実感したプロジェクト

施工管理の仕事の中で、私が特にやりがいを感じるのは、建物が少しずつ形になっていく過程を間近で見られる瞬間です。

工事が進むにつれて構造が立ち上がり、階層が出来、設備が整い、仕上げが加わります。

その変化を毎日追いかけながら、「自分もこの大きなプロジェクトの一部に関わっているんだ」と実感できるのは、他の仕事ではなかなか味わえない感覚だと思います。
 
現場って、工事中のあいだは基本的に建物全体が足場や養生ネットに覆われていて、完成形の姿をみることができないんです。

だからこそ、竣工が近づいて足場やネットが外され、建物の全体像が初めて現れるときには、大きな感動があります。

建物を見上げながら、自分の中に積み重なった経験と、そこに関わった時間や思いを実感できるのが施工管理という仕事の何よりの魅力です。

若手としての挑戦。自分の強みを活かす働き方

高校時代、私はマーチング・バンドの強豪校で、かなり厳しい部活動に所属していました。
入部のきっかけは、先輩の演奏を見て一目惚れしたことです。

中学では吹奏楽をしていたのですが、マーチングは初めての経験で、高校で担当することになった楽器もそれまで触れたことのないものでした。

周りは経験豊富なメンバーばかりで、私よりもずっと演奏が上手な人が多く、最初は全くついていけず、先輩から厳しい言葉をかけられることもありました。

それでも「絶対に食らいついてやる」という気持ちに切り替えて、まっすぐに努力を重ねました。

この経験を通じて、「諦めない心」や「逃げずに向き合う姿勢」が自然と身についていったと感じています。

それは、今の自分の働き方にも活きている大切な土台になっています。

 
ファーストコンテックに入社し、施工管理の仕事に就いたときも、建設業の知識は全くゼロの状態でした。

そんな中で私が最初から持っていた強みとしてまず浮かんだのは、部活動で鍛えたメンタルの強さと体力です。

だからこそ、まずは自分ができることに全力で取り組もうと決めて、現場では次のようなことを常に意識していました。
 
・とにかく自分の目でよく見ること
・少しでも違和感があれば見過ごさないこと
 
こうして毎日現場を歩き回っていたので、1日の歩数は平均して2~3万歩ほどになっていました。(笑)

でも、そうやって足で稼いで現場を見続けたからこそ、次第に見える景色も変わっていったんです。

たとえば「あれ?ここ、塗装されていないな」といった小さな不備にも、自分で気付けるようになっていきました。

施工管理の仕事に必要なのは、専門知識だけではありません。

”気付ける力”や”丁寧に見る姿勢”も、大切な強みになるということを、現場での経験を通じて実感しています。

施工管理の現場で働いて感じたこと

 

現場で働く中で大切にしてきたこと

これまでの経験を通して、私が一貫して大切にしてきたのは「まず挑戦してみる」「経験を積み重ねる」という姿勢です。

特に意識していたのが、「この区画については現場で自分が一番詳しくなる」という心構えです。
 
新人であるうちは任される範囲は限られていますが、それは裏を返せば”その部分に集中できる”という強みにもなります。

上司や先輩たちは、どうしても全体を広く見なければならない立場です。

だからこそ私は、深くまで現場を見て誰よりも詳しくなろうという意識で現場に向き合っていました。
 
そうした姿勢を続けるうちに、最初の1ヶ月ではまったく理解出来なかった会議や現場での会話が、次第に少しずつ分かるようになっていきました。

そして、3ヶ月経つ頃には朝礼で「打ち合わせや進行やってみる?」と機会をいただくこともありました。

また半年ほど経つ頃には、まだ上長の判断を仰ぐことがほとんどではありますが、自分で判断し、上司に頼らず対応できたケースも…!

自分から積極的に手を上げて関わることでしか得られないこともたくさんあります。

私の場合は任された役割を大切に、丁寧に向き合い続けたことが、少しずつ自信へとつながっていきました!

チームの中で支えられた経験と、感謝

この1年間を振り返ると、「感謝」という言葉では足りないくらい、たくさんの人に支えてもらってきました。

入社当初は、どうやって周囲の方と距離を縮めればよいか戸惑うことも正直、多かったです。

そこから少しずつ関係性が築けていく中で、「チームの温かさ」を何度も実感することが出来ました。
 
お昼ごはんに声をかけてくれる先輩、忙しい中でも丁寧に相談にのってくれる方…。

どんなに小さなことでも気にかけてくれる人がいるというのは、とても心強かったです。

中でもありがたかったのは、「相談できる相手が現場にも本社にもいる」という環境です。

悩んだ時に、どこか1か所だけで抱えるのではなく、色んな角度から話を聞いてもらえる場所があるというのは心の余裕にもつながっていたと感じます。

この感謝の気持tiは、これからの仕事や人との関わりの中で、少しずつでも返していけたらと思っています。

そして、キャリアの次のステージへ

 

これからの人事業務について、心境の変化

人事業務に関わることになるなんて、正直まったく想像していませんでした。

お声がけをいただいた時は驚きが大きくて、最初は本当に迷いました。

というのも、施工管理としての仕事が本当に自分にあっていたんです。
 
まだ1年という短い経験ではありますが、「もっと現場で学びたい、成長したい」という気持ちがずっとありました。

今でも街や現場の風景を見るのが好きで、毎朝上野で電車を降りて、東京本社がある東京駅まで1時間ほど歩いて通勤しています。

施工管理時代に鍛えた体力も残っているので、これくらいの距離はお散歩感覚ですね。(笑)

そして人事として配属された今年の4月には、後輩の研修に参加して施工管理の話をする機会もありました。

そのときも、「ああ、やっぱり現場っていいな」と思ったんです。
 
ですが同時に、人と話すことが好きな私にとって、人事の仕事もとても魅力的に感じています。

自分の経験を通して、「施工管理って面白そう」と思ってくれる人が一人でも増えるって素敵な仕事だと思うんです。

今は前向きな気持ちで、人事という業務に新しく挑戦できることが楽しみになっています!

場経験を活かして、人事として伝えていきたいこと

これからは、新卒採用や技術部メンバーの面談フォローなど、携わっていく予定です。

営業メンバーとも密に関わっていくと聞き、少しずつ関わる領域が広がっていくことにワクワクしています。

施工管理として働いていた時は、営業の方々に現場まで来ていただき、本当にたくさんサポートしてもらいました。

今度は私がその役割を引き継ぎ、技術部のメンバーへとつなげていく立場となります。
 
そして、これからやってみたいことのひとつに、本格的に新卒研修に携わることを目指しています。

今年は少しだけ参加させてもらったのですが、その場で急遽お話させていただく機会があり、緊張しながらも「こういうの、すごくいいな」と思ったんです。

おそらく来年も緊張はすると思いますが(笑)、それ以上にこれから施工管理に挑戦する後輩のみなさんに自分の経験をしっかり伝えていきたいという思いがあります。

乗り越え方、やりがい、考え方など、年齢が近いからこそ届けられる言葉があると感じているからです。
 
また面談ではきっと、「施工管理って何をする仕事なんだろう?」と不安に思っている方も多いはずです。

就活をしていた頃の自分と同じような思いを抱えている方に、少しでもリアルに、分かりやすく伝えていける存在になりたいと思っています。

そして最終的には、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる会社づくりに貢献することを目標にしています!

そんな存在を目指して、これからも一歩ずつ進んでいきたいです。

さいごに

本気で頑張る人を、本気で応援する。

そんな環境がファーストコンテックにはあります!

就職活動は自分を知り、たくさんの会社と出会うチャンスです。

焦らず、自分の言葉でたくさん会話をしていろんな視点から就活をしてみてください。

たとえご゚縁がなかったとしても、「この会社と面談できて良かった」と思ってもらえる時間にしたいと、私たちは本気で思っています。

だから少しでも気になる人は、ぜひ一度お話させてください!

皆さんの就活を、心から応援しています。

いかがでしたでしょうか?

株式会社ファーストコンテックの会社や社員の雰囲気について、イメージいただけましたでしょうか?

念のため、今回の記事のおさらいをすると、大切なポイントは以下の通りです。

もし、グループの採用担当へ聞いてみたいことがありましたら、こちらのフォームよりお問い合わせくださいませ。

最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。

あなたとお会いできる日を心より楽しみにお待ち申し上げております。